2010年7月3日

クイール

犬の映画が観たくなってクイールを観ました

あまり事前知識をいれずに、公開当初友人が映画館で感動して泣いたと言っていたのを思い出して
今回クイールを手に取りました


全体としてはクイールの生涯を記録したもので
クイールの可愛い表情や、おどけた態度がとても愛らしくて癒されます

特に幼少期はもう思わず「かわいい!」と口にしてしまうほどです




※ここからはネタバレです


生まれたばかりのクイールは盲導犬になるべくパピーウォーカーに預けられます

そこで1年間天真爛漫に成長していくのですが
お気に入りのくまのオモチャと遊んだり、毛虫にさされてエリザベスカラーをつけたりと
どの姿も本当にかわいいです

しかし、1歳の誕生日に盲導犬訓練をするためにパピーウォーカーとのお別れです
何もわからないまま車に1匹だけで乗せられてしまい、もうパピーウォーカーとは会う事はありません
どことなく寂しげな表情をするクイール。。。泣きそうになりました

盲導犬の訓練では、実際に行っている一部だけなのでしょうが
どんな訓練をしているかが垣間見れて勉強になりました


その後渡辺さんの盲導犬として生活していく事になります
クイールは渡辺家の人に不器用ながらも愛されているんだなーと思えるような
ほのぼのとしたシーンが続きます

個人的にはチョンマゲをつけてから揚げを食べてるクイールは笑ってしまいました


渡辺さんが入院して訓練所に戻されるクイール
3年間もの間、渡辺さんを健気に待つクイールの姿は、これまた感動です

残念ながら渡辺さんが亡くなった事により
クイールは盲導犬としての役目を終えました


盲導犬は一人の盲人にしか就けないという事を知らなかったので
少し残酷なこのシステムを知って少しショックでした

それだけ盲人とのキズナが大事という事なのでしょうか?

一人の盲人のためだけに人生を全うする
それぐらいの覚悟がないと盲導犬としてやっていけないのかもしれません


盲導犬としての役割を終え
再びパピーウォーカーの仁井夫婦の家に戻ってきました

最後は飼い犬として安らかに息を引き取ったクイール
犬の命は人間に比べれば短いです、どの映画を観ても先に亡くなるのは犬です
その切なさに、判ってはいても涙が零れ落ちてしまいます


クイールの、盲導犬の人生の1つを知る事ができ大変感動しました
この映画に出会えて本当によかったです




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