2010年4月7日

ソラニン

浅野いにお原作「ソラニン」を観てきました




もともと原作が好きというのもありましたが
更に芽衣子役が大好きな宮﨑あおいとあっては観ないわけにはいきません!





内容から言いますと
原作に忠実に従ってはいるものの要所要所で削られてるシーンもあり
「あれ?あのシーンは??」と思う点がいくつかありました
特にビリーが芽衣子の事を好きだという描写があまり出てこなかったのが少し残念です

逆にボートでのシーンはマンガよりも気持ちが伝わってきて
引き込まれそうになりました

ただし、全体的に伝わりにくく
原作を読まずに映画を観た人には難しい気もします

そもそも、いにお作品自体が完全に理解するのは難しく
読者一人一人がそれぞれの感じ方をするようなタイプの漫画なので
いきなり映画から理解しろと言う方が難しい気もしますが。。。



ただ確実に言えることは
宮﨑あおいの可愛さが際立っているという感じです

もう私服姿が可愛くて仕方がありません!!

演技もさすが名女優だけあって作られた感じではなく
メリハリのある引き込まれる演技でしたね
芽衣子の心情がすごい伝わってきました

宮﨑あおいを観るだけで充分価値のある映画でした
ファンの方は是非観ることをお勧めします


あとビリー役の桐谷健太はとても良かったですね
芽衣子を後ろに乗せて種田の話しをするシーンでは思わず泣いてしましました
「ビリーあんたいい奴だよ」

加藤役の近藤洋一も役者じゃないとは思えない名演技!
原作でもおなじみのビリーと加藤のやり取りも楽しくみさせてもらいました

逆に種田役の高良健吾はちょっとイメージとは違いましたね
インパクトに欠けて、他の役者の影に隠れてしまった感を受けました
(種田がそういう役どころという事もありますが)


映画が気になる人がいましたら
まずは原作を読んでから映画館に行く事をお勧めします